Press Release
2000年12月7日
コタン・パブリシング・インク、
"Mapping the Tibetan World"を世界で発売
コタン・パブリシング・インクは12月8日、広大なチベット文化圏(中国、インド、ネパール、ブータン)を1冊でカバーする世界初の英文旅行ガイドブック
"Mapping the Tibetan World" をヨーロッパ諸国の書店及び米国のオンライン書店で発売します。(国内では11月下旬に主要都市の有力書店チェーン店舗で販売開始)
"Mapping the Tibetan World" は、旅行者のみならず学術関係者からも高く評価されている旅行人刊「旅行人ノート@ チベット[改訂版]」(1998年7月発売)を英訳、最新・更新情報を盛り込んで欧米人読者向けに編集したものです。
日本人旅行者たちが現地で取材、制作した精緻な地図280超と実用的な旅行情報、そして充実した読み物を満載し、欧米の類書(豪ロンリープラネット社旅行ガイドブック等)を凌駕する内容を誇る一方、国内では「日本人が作ったガイドブックが海外進出を果
たすのは日本史上初めてのこと」(旅行作家・蔵前仁一氏)と評価されています。
河口慧海師のチベット入国から100周年の本年、本書"Mapping the Tibetan
World" によって日本からはじめての「海外情報輸出」というチャレンジが達成されつつあります。
コタン・パブリシング・インクについて
同時代に生きる日本やアジアの人々の作品を欧米で流通させることを目的として日本人とイギリス人の2人が1999年に設立した新しい出版社です。「日本にはもっと伝えるものがあり、欧米人もそれらを楽しむことができる」
をコンセプトに2001年には複数のエッセイ、ドキュメンタリー、小説等の発行を目標にしています。そして将来的には韓国等アジア諸国の作品を手がけることも考えています。これらの計画を実現するために、日本や日本人を効果
的に紹介する作品のアイデア、また資金面での協力を広く求めています。
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